2020年12月16日水曜日

4年生(特別の教科 道徳)

12月10日(木)に道徳の授業がありました。 この日は「大きな絵はがき」という教材を使って、良い友達関係を築くためにはどんなことに気を付けたら良いか、物語の主人公の気持ちを考えながら、友達と話し合いました。

この学習に入る前に事前アンケートが実施されました。内容は「よい友達関係とはどんな関係だと思うか」という設問に対し、子供たちは「いつも一緒に遊んでくれる」「助けてくれる」「相談にのってくれる」等の発言がありました。

大きな絵はがきでは、転校した正子さんから主人公の広子さんへ絵はがきが届きます。大喜びで広子さんは絵はがきを受け取るのですが、定形外郵便だったため料金不足でした。そのことを正子さんに伝えるべきかどうか広子さんは悩むのですが、子供たちも我が事としてとらえ、自分だったらどうするか考え、友達と意見を交流させていました。



信頼し合う心を育んでいくことは、そうそう簡単なことではありません。相手に嫌われたくないという思いから、伝えるべきことも伝えられない場面もありますが、相手のことを思うからこそ本当のことをしっかりと伝えていくことも大切であること、それが本当の「良い友達関係」につながることを、子供たちは議論を通して学んでいました。