アゲハチョウ(ナミアゲハ)のメスが、みかんの木に産卵しに来ていました。
アゲハチョウは春先の3月から秋の10月にかけて3~4回卵を産みますが、成虫の寿命は約2週間なので、1匹がその期間に数回産卵するということではありません。
春先に蛹(さなぎ)から羽化したアゲハチョウは3月に卵を産み、その卵は6月に成虫となって卵を生み、その卵は9月に成虫になって卵を産み、その卵は蛹(さなぎ)になって冬を越し、翌春に成虫となって卵を産むといったサイクルで、1年間に何度も世代交代を繰り返しています。