2020年12月15日火曜日

6年生 算数「拡大図と縮図」

  みなさん、ドラえもんを描いたことはありますか?絵描き歌を口ずさみながら描いたという方、多いのではないでしょうか。

 しかし、いつも、なんだか「ドラえもんもどき」になってはいませんでしたか?何か違う。頭の形?胴の太さ?足の長さ?口の大きさ?何か、アニメのドラえもんのようには描けないことが多いです。

 この原因は、自ら描くドラえもんが「拡大図」「縮図」になっていないからです。実は、本物のドラえもんは、横幅と縦幅の比が、ほぼ、1:1.414なのです。これを白銀比と言います。この比にならないと、違和感が湧くのです。そんな、同じ比率で図を大きくしたり、小さくしたりする学習をしていますが、この仕組みを使うと、木や校舎の高さなど、実際には計れないものの長さを概測することができます。その体験中の6年生の姿です。

 「銀杏の木の高さが15mくらいです。」「校舎の高さが18mぐらいです。」など、導き出している姿はとても楽しそう。学んだことが、実際に使える場面に出会うと、子供たちは、生き生きと活動しだします。