1校時、4年生は「野川源流スクール」のプログラムで、国分寺市を流れる唯一の河川「野川」は、湧水が集まって流れを形成していることや、その流域に生息する生き物(動植物)、遺跡、環境整備などについて学習しました。
この学習は、学区内の日立中央研究所内にある野川の源流及び市内を流れる野川について詳しく学ぶ活動で、今年度取り組んでいる「国分寺学」につながる学習です。
外部講師として、「NPO法人まちづくりサポート国分寺」の皆様にお越しいただき、出前授業を実施していただきました。
野川は、国分寺市の東恋ヶ窪にある日立製作所中央研究所内の大池(湧水)や、国分寺崖線からの湧水(「お鷹の道・真姿の池湧水群」や「東京経済大学の新次郎池」)などの湧水を集めながら、小金井市、三鷹市、調布市、狛江市、世田谷区を経て二子玉川付近で多摩川に合流する全長20.2㎞の一級河川です。
子供たちは興味深くお話を聞いていました。
4の1
1校時に事前学習をしたのち、2~4校時はフィールドワークに出発しました。
フィールドワークでは、もみじ橋、丸山橋、平安橋、長谷戸橋、鞍尾根橋を渡り、西之橋の下の親水広場に降りて、野川の様子(自然、生き物、護岸、水量、水質など)を観察していました。
次に、東京経済大学内の東経の森にある「新次郎池」の見学もさせていただきました。池が野川につながっている様子も間近に見ることができました。
東京経済大学内の新次郎池での様子です。
5・6校時は各教室で、「ガリバー地図づくり(模造紙大の絵地図上に気付いたことなどを付箋に書いて貼っていく)」「グループごとに発表」「野川検定」「感想を書く」という活動を行っていました。
4の1
4の2
4の3
4の4
野川をフィールドに、子供たちは今回の学習体験を通して、地域のよさや素晴らしさなどに気付き、新たな発見もたくさんできました。
さらには、国分寺市の自然や人々のくらし、未来の絵地図を描き考えることができました。
「NPO法人まちづくりサポート国分寺」の皆様、子供たちの学習への貴重な機会と御協力をいただき、ありがとうございました。