2020年10月29日木曜日

職員研修会

10月28日(水)に本校の特別支援教室「こすもす」の巡回教員を講師に迎え、特別支援教育について研修会が開催されました。

こすもすの巡回教員は三小には火・木・金の週3日、巡回指導を行っています。

                

研修会では、まずこすもすについて「知っているつもり〇×クイズ」が6問出題され、先生方は悩みながら、答えていました。

        「こすもす教室」について事例も交えながら詳しく説明していただきました。
次は実際に身体を使って、「こすもす教室」で行われている指導を体験しました。こちらは「クレーンゲーム」です。このゲームではみんなで協力しながら、輪ゴムを使って紙コップを運びます。コミュニケーション能力や相手意識の醸成をめざしています。
こちらは「ボッチャ」ゲームです。勝敗をしっかりと受け入れながら合意形成を図ることを目的としています。
こちらは「かぶらナイス」です。お題にあるキーワードをしっかりと聞き取り、答えがかぶらないように
ホワイトボードに書き込み、発表します。答えがかぶらなければ大成功というゲームです。このゲームでは聞き取る力、状況理解、相手意識、予想する力の育成をめざしています。
最後は「パイプライン」です。細長い溝のある棒を使って、うまく相手の持っている棒に小さな玉を渡していきます。玉を落としたら、もう一度最初からやり直しです。声を掛け合いながらうまくつないでいきます。失敗しても相手を責めないことが大切です。


先生方は5分間ずつすべてのゲームを体験しました。あちこちから大きな笑い声や「やったー!」という声が聞こえており、先生方が心からゲームを楽しんでいる様子がうかがえました。

こすもす教室から帰ってくる子供たちが笑顔で満足気な表情で教室へ戻っていく姿と重なりました。