10月の避難訓練は、火災発生時の避難でした。さらに、休み時間中の火災発生を想定して、子供たちには予告、一切なしで、放送の指示に従っての避難となりました。
休み時間なので、子供たちは校庭や図書室、教室などに分散しています。サイレン付きの放送が鳴ると、すぐに遊びや作業をしている手を止め、放送をしっかりと聞き、どのように避難をしたらいいのかを考えます。様々な場所から校庭に避難してきた子供たち。校庭で待つ各担任の立つ場所に集まり、整列をして、人数確認を受けます。今年度2回目の避難でしたが、素早く、静かに避難できていました。
今回は、避難の後、国分寺消防署の方から火災発生時の対応の仕方を話していただき、さらに、教員による初期消火訓練(練習用の消火器を用いて、噴射の実践をする。)を行いました。「引く、持つ、にぎる」消火器の使い方です。災害はいつやってくるかわかりません。いざ出会ってしまった時でも、自分で自分の身を守るためにできることを、避難訓練を通じて、培っていきます。
本年度、本校では、避難訓練の日時や災害発生場所を職員にも知らせず、放送の指示をしっかりと聞いて、各担任、教職員がその場で避難方法、避難経路を考え、子供たちを導く取り組みを始めました。子供たちの避難意識、防災意識とともに、教職員の児童の安全を守る意識、技術も訓練やシミュレーションにて高めています。