2020年10月29日木曜日

4年 高齢者疑似体験

1019日(月)に1・2組、26日(月)に3・4組の高齢者疑似体験を行いました。

生活の中で高齢者を見かけたり、関わることがあったりしても、身体の衰えからくる高齢者の生活上の不便さを感じることは難しいです。そこで、国分寺市ボランティアセンターの方にご協力いただき、次のように道具をつけることで、高齢者の身体感覚を実感させてもらいました。

特殊なメガネ・・・物が見えづらくなる
前抱きのバッグ・・・腰が重たくなる
膝や肘のサポーターとおもり・・・腕や足が動きづらく、重たくなる
指のサージカルテープ・・・指が使いづらくなる

耳栓・・・声や音が聞こえづらくなる




これらの道具を身に付けて、財布の中から小銭を取り出したり、階段を昇り降りしたり、リボンを結んだりしました。活動中は、普段とは異なる指や体の感覚から、「難しい!」「歩きづらい!」などの声が聞かれました。体験後の振り返りでは、「財布から小銭を出すのが大変で、レジで時間がかかる気持ちが分かった。」「高齢者の生活は思った以上に不便だと思った。」と、高齢者が生活する上でどのような大変さを感じているのかを考えることができました。




今回の体験活動は、道具の着脱や準備などで、保護者の方々にご協力していただき実施することができました。ご協力ありがとうございました。