5校時に、国分寺市教育研究会 道徳部会の研究授業を、本校の3の3で行いました。
国分寺市立小中学校の教員による授業の質の向上を目的に行われる研修会で、市内の小中学校の教員が授業を見て、授業後に本授業のねらいに迫るための指導方法の工夫や、授業の展開(指導過程)などについて、参観した教職員間で、良かった点や改善点、今後の課題となることなどについて協議を行います。
3の3の道徳の授業では、ペープサートを使って教科書の教材文「二つの声」の話を子供たちに読み聞かせました。
子供たちは「二つの声」の話を聞いて、人は間違ってしまったり失敗してしまったりしたとき、損得や周囲の目を気にして正しくない方へ気持ちが揺れてしまうことがあることに気付くとともに、自分が正しいと思うことを信じて行うことの大切さについて考えていました。
授業後の研究協議会では、ペープサートを使った教材提示の工夫や教師による発問、座席配置の工夫、役割演技の工夫などについて、参観した教員による活発な協議が行われました。
講師としてお招きした、宇都宮大学大学院教育学研究科 教授の和井内 良樹 先生からは、「問題解決的学習の進め方」や、「役割演技(ロールプレイ)の効果的な活用方法」、「多面的・多角的に考えるとは」、「考え議論する道徳」、「板書の工夫」などのついて、事例を基に体的で分かりやすい指導・講評をいただきました。
どうもありがとうございました。