大阪の池田小学校の痛ましい事件から20年が経ちました。あの事件から、学校現場での不審者対応の意識は高まり、本校においても、しっかりとした不審者対応訓練が、それまで以上に行われています。
7月の避難訓練は不審者対応訓練です。警察の方が不審者役を演じてくださり、本当に不審者が侵入したらどうするかを実地で教職員、児童全員が訓練をしました。
正面玄関から侵入してきた犯人は、校内をうろつき始めます。それに気付いた教員が声をかけ、状況を判断して、教室内には侵入しないように対応をします。隣の教室の教員が異変に気付き、防犯ブザーを鳴らした上で対応に向かいます。その間、教室の扉は鍵がかけられ、子供たちは廊下から遠い窓側に集まり避難をします…。
いつどこから侵入してくるかわからない不審者ですが、教職員全体で、まずは児童の命を守るためにどのように行動するべきなのかを、1回1回の訓練を振り返って、対応の質を高めていきます。