こすもす教室5月の小集団コミュニケーションの学習
こすもす教室の小集団コミュニケーションの時間は、コミュニケーションやソーシャルスキルなどについて学習しています。
4・5月には、老若男女問わず楽しむことができるゲーム『だるまさんがころんだ』に取り組みました。簡単なルールのゲームだと思いきや、実は、みんなで楽しく活動するための暗黙のルールがたくさん含まれています。
・鬼になった人の振り向き方 ・「だるまさんがころんだ」を言うタイミング
・『動いた』という判断の仕方 ・「動いた」と言われた時の対応
・「ストップ」と言われたらすぐに止まる
・次の鬼が決まるような歩数の決め方 などなど
数え上げたらきりがありません。
今回の活動を経験した子どもたちは、
「動いたようなきがするけど、ま、いっか」
「『だるまさんがころんだ』と言い終えてから向くことができた」
「『動いた』と言われても『ガガガガーン』と言って気持ちを切り替えた」
「7秒くらいで動いているかどうかを見ると楽しくできた」
など、それぞれの学びをもつことができました。
簡単な遊びだからこそ、遊ぶ仲間によって暗黙のルールが変わるので、その場に応じた対応が求められます。子供たちは毎日毎時間、いろんな友達や大人といろんな活動をすることによって、その場に合った対応の仕方や柔軟な考え方ができるようになります。