12月21日は冬至です。当時は1年のうちで太陽の出ている時間が一番短い日です。
冬至の日に食べるとよいとされているものの一つがかぼちゃです。緑黄色野菜であるかぼちゃは栄養をたっぷり含んでいて、風邪を予防する効果があると考えられています。
さらに、昼の時間が一番短くなる冬至は、運が上昇に転じる日とも考えられていました。
これから運気が上昇する冬至の日は、「ん」が2つ付く「運盛りの野菜」を食べると「運」を呼ぶと言われていました。
かぼちゃは「なんきん」とも呼ばれ、「ん」が2つ付くことから縁起がよいとされています。
また、冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りには邪気を払う効果があると言われています。柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。
今日の献立の「ほうとう」には、かぼちゃと柚子が入っています。柚子は、三小の柚子の木から収穫したものです。