5校時、5の1と5の3は総合的な学習の時間に、ゲストティーチャーとして武蔵国分寺種赤米の発見・研究をされている長沢利明 先生(法政大学講師)と、こくぶんじ観光まちづくり協会の武藤功 先生をお招きし、お話をうかがいました。
赤米の歴史や育てるのに適した時期など、スライドを使って分かりやすく教えてくださいました。
どうもありがとうございました。
「赤米」は、「古代米」と呼ばれる「むかしのイネが持っていた特徴を色濃く残すイネ」の一種です。赤米は縄文時代に日本に最初に伝わった稲と考えられています。江戸時代以降に品種改良がさかんになるまで、赤米は各地で栽培されていました。
しかし、味が劣り、倒れやすいといなどの理由で遠ざけられるように。明治時代に品種改良が進み、農地からは姿を消していき、在来品種の赤米は幻の存在になっていきました。結果、全国的に見て、在来品種のジャポニカ種赤米稲は「神様にささげる米」として特別に作っていた3か所の神社でしか生存していないとされていました。
しかし、1997年(平成9年)に東日本の東京都国分寺市の陸稲畑で、色や形の特徴などから品種改良されていないとみられ、ジャポニカ種に分類される赤米稲の存在が確認されました。この赤米が、「武蔵国分寺種赤米」です。
※「国分寺赤米プロジェクト」のwebサイトより一部引用