15日（土）に、第四小学校で、令和5年度 科学センター「科学教室」の開講式がありました。
第三小学校からは「科学教室」に受講申し込みをした5年生5名と6年生5名が出席しました。
開講式の後、JAXA宇宙科学研究所の曽根先生から、「空を見上げて、宇宙を夢見て」という演題で御講演をいただきました。
宇宙科学の未来を切り拓いてきた日本の宇宙開発の歴史を中心にお話をされました。
JAXAでは、宇宙や地球の仕組みを調べる衛星や探査機をたくさん作っているそうです。
なかでも「はやぶさ」は、工学試験衛星とよばれる将来の科学衛星のための様々な技術を確かめるための衛星で、2003年5月9日に鹿児島県内之浦から打上げられて、2005年9月に小惑星イトカワに到着しました。
そして、表面を詳しく調べて、イトカワの砂を取ってきました。
故障や通信ができなくなるなどいろいろなトラブルにあいましたが、2010年6月、小惑星イトカワの貴重なサンプルを地球に持ち帰りました。
そんな「はやぶさ」と2014年に打上げられた「はやぶさ2」についてのお話を、出席していた子供たちは興味深く聞いていました。
