6年生の授業から
「シルエットスプーン」
6年生は、木彫りのスプーンをつくりました。
柄の部分の形を考え、スプーンに仕立てていきます。
材料は、縦・横4cm×18cm、厚2cmの桂の木。ここにデザインを描き、電動糸鋸で切り取り、彫刻刀や小刀で削り、やすりで磨きます。様々な道具を使ってつくる、木工作の集大成です。
作業はすべて難しく根気のいるものばかり。つくりたい形はあっても、実現できるかどうかを見極めなければなりません。自分の現在の技量と折り合いをつけながら、デザインを考えつくっていきました。
途中、余分に切ってしまったり削ってしまったりと、思い通りにならないこともしばしばありましたが、その都度現状に合わせて修正し、粘り強くつくっていました。
出来上がったスプーンは、世界で唯一のオリジナルスプーンです。仕上げをしてあるので、実際に使えます。市販のスプーンと比べると、使い勝手はおそらく・・・ですが、一度は使ってみてほしいと思っています。
〈6年生の作品〉