2021年2月24日水曜日

6年生 開け!算数ワールド

  6年生は小学校で学ぶ算数の内容と6年間のまとめの学習を終え、中学校の数学に向けて、懸け橋となる内容の学習「開け!算数ワールド」を学んでいます。

 第1回は「正負の数」。算数では5個のリンゴから6個のリンゴは引けません。点数がどんどん減っていっても、0点が最低点となります。しかし、子供たちの身の回りには0より小さな数がたくさんあります。「本日の最低気温はー3度です。」「○○選手がー3でトップです。(ゴルフ)」や、電池のー(マイナス)、リモコンの音量ボタンのー(マイナス)などなど、「ー」が「引く」ではなく、「マイナス」という読み方に変わり、演算記号が符号に変わります。そんな0よりも小さな数に触れました。

 第2回は「同じ数を2回かけて○になる数」、平方根の話です。1㎝四方の正方形を4つ、田んぼの田のように並べます。すべての正方形に対角線を書くと、ひし形に見える正方形が現れます。この正方形の面積は2平方センチメートル。この面積は、小学校の学習の範囲で求められます。かつ、正方形の面積は「一辺×一辺」で求められることも知っています。すると、○×○=2となる数があるはずです。面積が5平方センチメートルであれば、2回かけると5になる数となります。子供たちは一生懸命その数を探すために電卓をたたいていました。