14:45、子供たちはふくべ細工づくりをしました。
ふくべとは、夕顔の実をいい、この果肉をむいてほしたのがかんぴょうです。
かんぴょうは、栃木県の特産品です。
栽培されるふくべの大半は未成熟の段階でかんぴょうにされ、種取り用のふくべだけが大きく成熟するまで育てられます。
種は、成熟したふくべの一部をくりぬいて取ります。種を取り去ったふくべは、中が空洞となり、乾燥させると皮が固く引きしまり細工物の材料となります。
ふくべ細工は廃物利用でもあり、稲作に恵まれない台地に生きる農民が生み出した生活の知恵でもあったそうです。